人生を変えたいと思ったとき、多くの人はまず行動を変えようとします。
考え方を前向きにする、習慣を見直す、環境を変える。
それでも、気づけば同じことを繰り返してしまう。なぜでしょうか。
現実は、心が映し出している

映画のスクリーンに映る映像を変えたいとき、スクリーンをいくら拭いても映像は変わりません。変えるべきは、フィルムのほうです。
心の学校では、目の前に起きていることを「スクリーン」、心を「フィルム」にたとえます。仕事、お金、健康、家族、性格、人間関係。そこで起きている現象は、心に刻まれたものが映し出された姿だという見方です。
だから、映し出された現象そのものと格闘するのではなく、フィルムにあたる心のほうに向き合います。
では、心は何でできているのか
もし木でできた人形が壊れたとしたら、同じ素材の木で修理します。鉄でできたものなら、鉄で修理します。
では、人の心が壊れたとしたら、何で修理すればいいのでしょうか。
その答えを知るには、まず心がどんな構造をしているのかを知る必要があります。

真我開発では、人の心を三つの層でとらえます。
一番表面にあるのが「観念」、図でいう顕在意識です。私はこう思う、こうあるべきだ、という理性や価値観。自分で自覚できるのは、たいていこの層までです。
その奥にあるのが「業(カルマ)」、図の潜在意識にあたります。遺伝、記憶、感情。生まれてからの記憶はもちろん、先祖代々の記憶までが蓄えられている、という見方をします。ふだん意識に上ることはありませんが、何かの刺激で甦り、そのときの反応を決めています。
行動や考え方を変えようとしても長続きしないことがあるのは、表面の観念だけを扱っていて、その奥の層に届いていないからだと考えます。
三層目にあるもの ── 真我
そして、業のさらに奥、図の「生命意識・宇宙意識」の層にあるのが「真我(しんが)」です。
真(まこと)の我(われ)、つまり本当の自分。愛そのもの、光そのものの心だとされています。
真我は、これから新しく手に入れるものではありません。もともと、誰の中にもあるものです。ただ、観念と業という層に覆われて、見えなくなっているだけだと考えます。
その覆いの奥から真我を引き出していく。それが「真我を開発する」ということです。
雲に隠れていても、太陽そのものは消えていません。三日月に見えていても、満月そのものが欠けているわけではありません。
それと同じように、どれほど悩み、傷つき、自信を失っていたとしても、あなたの中の本来の自分まで失われたわけではありません。
過去の記憶や思い込みのさらに奥にある、愛と感謝と喜びに満ちた本来の自分。それを、佐藤康行は「真我」と呼んでいます。
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真我開発について
では、真我はどうやって開発するのか
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